会社の長期休暇を取り、ずっと前から楽しみに準備している旅行。
ガイドブックを買って、行きたいところや食べたいものをたくさんチェックし、キャリーケースに荷物をまとめて準備完了!
旅行先で着るために新しくお洋服を買ったり、デジカメを新調したりと、ウキウキ気分だったのに、天気予報を見るとなんと出発日に台風が近づいている・・・。
台風の時期の旅行は、いつも天気予報をにらめっこになりますよね。
せっかく準備したけれど、飛行機が欠航になるかもしれないのに空港へ向かった方がいいのか悩みどころです。
今回は、いつ飛行機が欠航と決まるのかご紹介しましょう。
飛行機の台風での欠航はいつ決まるの?
飛行機の台風での欠航は、前日の夜~当日の出発数時間前に決まります。
天候によって出発直前に確定することが多くありますが、台風などの天候に見通しがつく場合は前日など早めに確定する場合があります。
このように、残念ながら具体的にいつ欠航が確定するかというのは決まっていないのです。
なぜ天候不良による飛行機の欠航があるかというと、飛行機は特に横風に弱く、強い風が吹いていると安全に離着陸することがむずかしくなるからです。
飛行機の機種や空港の場所にもよりますが、おおよそ風速が秒速25メートルを超えると飛行機は欠航となると考えてよいです。
この風速25メートルというのは、暴風域と呼ばれるものです。
離着陸場所が暴風域であれば欠航となる可能性が大きいです。
台風の道筋はあらかた天気予報で分かっていますから、他の天候不良よりも台風は欠航するかどうか決まるのが早いと言えます。
飛行機が欠航したらどう対応すれば良いの?
飛行機が欠航したら、返金か、振り替え便に乗るかの選択をします。
欠航が決まると、航空会社からメールで連絡がきたり、ホームページにその旨が掲示されます。
飛行機に乗る日は、家を出る前に必ずホームページを確認するようにしましょう。
航空会社の都合により、代替機による出発になったり、振り替え便になったりしますから、なるべく早くその手続きをしましょう。
振り替えの手続きは、インターネットや電話予約センターで可能ですが、なかなかつながらないため、空港にいてチェックインを済ませるために空港カウンターに並ぶことをおすすめします。
欠航になる恐れがあるからといって空港に行っていないと、このチェックインができないという事態になってしまいます。
ひとつ覚えておきたいのは、台風のように悪天候による欠航の場合は、宿泊や食事の提供は航空会社からは基本的にはありません。
空港で手続きをするための行列に並ぶのはとても体力が消耗されますから、飲み物やちょっとした食べ物はいつも持参していた方が良いでしょう。
早めに振り替え便を確保したいという場合は、行列に並びながらスマホで電話予約センターに電話をかけ続けることも一つの手段です。
欠航となった時点で、この予約センターにはなかなか繋がりにくくなりますが、手段をひとつ増やしておくことは有効と言えます。
また、急がない場合は体力温存のために空港でのんびり待つのも一つの手段と言えます。
家が近いなら行列に並ばず家に帰るのも賢い方法です。
空港で待ち続けても状況がすぐに改善されることはないからです。
飛行機による欠航は返金になるの?
飛行機による欠航は、返金を希望することができます。
お金は戻ってきますが、目的地に飛ぶことはこの時点でできなくなります。
もしくは先ほどお話した通り、振り替え便を選択することもできます。
もし、欠航により遅れてでも現地に行くことをキャンセルすると全額返金されます。
この場合は空港に行く必要がなく、電話対応のみで手続きが完了となります。
欠航となった場合、すぐに電話はとても混み合いますが、返金は後日の手続きでも大丈夫なので、余裕をもって翌日など事態が落ち着いてから電話予約センターに連絡すると良いです。
返金は、購入したクレジットカードか銀行振り込みで行われ、大抵はインターネットで操作が可能です。
まとめ
台風で飛行機が欠航した場合、空港カウンターに並んで振り替えの手続きをしなければなりません。
せっかく長期休暇を取って旅行に行くつもりだったとしたら、1日遅れでも旅行先に到着して楽しみたいですよね。
ニュースでよく見る空港カウンター前の大行列に並ぶことを想像しただけで疲れてしましますが、キャンセルをして返金を選択しない限りは避けられないことと言えます。
なにはともあれ、旅行の日程と台風が被ることのないように祈りたいところです。
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