夏休みの宿題で毎年出される自由研究って、何の実験をしてどのようにまとめたらいいのか子供以上に大人が悩んでいるというご家庭は多いです。
私的にはスーパーで冷凍食品やアイスを買ったりケーキを購入したときなどにもらうことができるドライアイスは、取り扱いさせ注意すれば実験も簡単で子供も楽しみながらできるので自由研究におすすめです。
そこでドライアイスを使った自由研究の目的・ノートの書き方やまとめ方についてご紹介します。
ドライアイスの自由研究の書き方は?
まず実験をする前に確認しておきたいのが自由研究の書き方です。
ドライアイスの自由児研究を始めるときに有効な書き方は、先に何を書くのかチェックしておき実験をしながらメモをとっておくと、最後にまとめるときに便利です。
それでは、これから詳しくドライアイスの自由研究の書き方をご紹介していきましょう。
○自由研究の書き方
今回は子供が実際にした実験を例にして、自由研究の書き方をご紹介していきます。
①研究のテーマ
最初に書くのは研究のテーマ(題名)を書きます。
今回はドライアイスとシャボン玉を使った実験をするのであれば、「ドライアイスとシャボン玉」だとインパクトが弱いです。
そこで「ドライアイスの実験 シャボン玉は重い?軽い?」っと少し文をプラスするだけで、どんな実験をしたのか想像ができて読みたいと思ってもらえる題名になります。
②選んだ理由(きっかけ)
読書感想文と同じで、自由研究もなぜこの実験をしようと思ったのかを簡単でいいのできっかけを書きます。
例えば「二酸化炭素が空気より重いと授業で習って本当に重いのか調べてみたくなった。」や「本(動画)でみて楽しそうだったから。」など、きっかけについては何でもいいです。
③研究の目的や実験の方法について
次に書くのが研究の目的や実験の方法についてなどで、ドライアイスの実験をする目的・どんな方法で調べるのか・手順の順番で書いていくと見る方も見やすいです。
・目的
まず研究の目的はきっかけにも書いた「二酸化炭素が空気より重いのか調べる」というのが目的となります。
・どんな方法で調べるか
例えば「二酸化炭素が空気より重いということを確認するために、二酸化炭素が成分のドライアイスとシャボン玉の中の空気の重さを利用して調べます。」とこれからどんな方法で調べるのか簡単に紹介します。
・準備するものや実験の手順
準備するものと実験の手順を誰がみても分かりやすいように書いていきます。
○準備するもの
・ドライアイス(5cm位の大きさ)
・プチプチシートとかなづち(ドライアイスを割る場合)
・アクリルケース
・シャボン玉セット
・軍手や割りばし(ドライアイスを持つ用)
・水
○実験の手順
1,アクリルケースにドライアイスがつかるくらいの水を入れる。
2,軍手や割り箸を使って、水の中にそっとドライアイス(1~2個)を入れる。
3,二酸化炭素(白い煙)が発生してたまったら、シャボン玉を煙に向かって吹くとシャボン玉はどうなるのか調べる。
例文のように低学年の子が見ても分かるように、なるべく難しい言葉を避けて優しい言葉で丁寧に書いて他の人も実験ができるように書きましょう。
④実験をした結果
実験をした結果をただ「二酸化炭素は空気より重かった」など最終結果だけを書くのではなく、ドライアイスの実験をしたらどうなったのかなど結果以外のこともかきましょう。
水の中にドライアイスを入れると、水面の上に二酸化炭素(白い煙)がたまりました。
そして二酸化炭素(白い煙)に向かってシャボン玉を吹いたら、シャボン玉が二酸化炭素(白い煙)の上に浮いて下に行かなかったので二酸化炭素は酸素より重いということが分かりました。
上記のように実験をした結果を詳しく書くと、読む側に分かりやすくなります。
⑤感想など
ここまではわりと書きやすい内容だったと思いますが、ドライアイスの自由研究の感想ってどう書こうか悩むところです。
例えば「水の中にドライアイスをそっと入れると、浦島太郎の玉手箱みたいにモクモク白い煙が出てきて楽しかったです。」など、感想としては楽しかったことや難しかったことはどこの工程かを書いてください。
感想だけではそんなに書けない場合は、「今度はドライアイスでシャボン玉が凍るのか実験してみたいです。」など次にしてみたい実験やここをこうした方がよかったという反省を書いてもいいかなと思います。
上記以外にも最後に今回の自由研究はこれにしようって、参考にしたもの(本や動画など)を紹介して情報を共有するのもおすすめです。
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ドライアイスの自由研究の目的は?
ドライアイスを使った実験はいろいろありますが、主な自由研究の目的としてあげられているのは以下の通りです。
○ドライアイスを使って自由研究をする目的
・ドライアイスは気化(二酸化炭素へ)すると約750倍の体積に?
また上記以外にはドライアイスの摩擦が少ないことを利用した実験など、さまざまなものがあります。
○ドライアイスの注意
自由研究でドライアイスを使って実験をする場合は、以下のことに気を付けてください。
・ペットボトルやガラスの容器などに入れると容器が割れる(容器が膨らみ爆発)する可能性があります。
・目や口には入れない(入らないように注意)
また二酸化炭素が発生するので、ドライアイスを利用するときは密室は避けて窓を開けて換気することを忘れないよう注意が必要です。
ドライアイスの自由研究のまとめ方は?
自由研究のまとめの構成は先ほど上記でご紹介した通りですが、自由研究のまとめ方は以下のような方法があります。
ドライアイスの自由研究をまとめる際は、模造紙や色画用紙を使ったり、スケッチブック、レポート用紙にまとめることもおすすめです。
そして、ドライアイスの自由研究のボリュームが出ないな~と感じる際は、ドライアイスの自由研究をした工程の写真を撮って貼り付けることも良いでしょう。
○ドライアイスの自由研究 おすすめのまとめ方
①模造紙・色画用紙
自由研究でよく使われている模造紙は、バランスよくまとめるのが少し難しいので鉛筆で下書きをしてから書くと上手くまとめられます。
また模造紙よりも学校で使う機会がある色画用紙は、子供も書き慣れているので模造紙はちょっとっていう方は色画用紙もおすすめです。
②スケッチブック
文章以外にも絵や表などを書きたい場合は、スケッチブックにまとめるときれいにできます。
③レポート用紙
ページ数が複数になる場合は、レポート用紙に書いてファイルにまとめて仕上げるというまとめ方は高学年がよくしています。
スケッチブックとレポート用紙でまとめると、模造紙や色画用紙と違って持ち運びも展示も楽で展示終了後も自宅で保管しておくのに便利です。
○ボリュームがたりない
ドライアイスの自由研究をして実験結果をまとめてみたけど、ボリュームがたりないって感じた場合は絵や表以外にも写真を撮って貼り付けるとボリュームを増やせます。
準備するものを写真に撮っておいたり、文章で実験の手順を書くのが苦手な場合は補足として一工程ごとに写真を撮って貼り付けましょう。
まとめ
今回はドライアイスを使った自由研究の目的・ノートの書き方やまとめ方についてご紹介しましたが、ドライアイスの実験はどれも簡単なものが多いのでおすすめです。
ドライアイスの取り扱いだけ注意すれば、ドライアイスの実験は親子で楽しく実験ができるのでチャレンジしてみてください!
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