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読書感想文の終わり方の例文は?書き方のコツを徹底的にアドバイス!

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夏休みの宿題で一番困る読書感想文は何をどうやって書いていったらいいのか分からなくて、取り敢えず原稿用紙に題名と名前だけ書いたものの何時間も原稿とにらめっこなんてこともあります。

読書感想文を書くのが苦手という方は多いですが、読書感想文も勉強と同じでコツさえ掴んでしまえば数時間も原稿用紙とにらめっこする必要がなくなります。

今回は読書感想文が苦手な子供に教えてあげたくなる読書感想文の終わり方と、書き方のコツをご紹介します。

読書感想文の終わり方は?

読書感想文の最後はまとめの部分で、あなたが本を読んで感じたことや変わったことなどを書きます

もし読書感想文を書いていて終わり方に悩んだときは、以下の内容を書くときれいに締めくくることができます。

○読書感想文の終わり方

1,伝えたかったこと

伝えたかった作者の思いに正解はなく、本を読んだあなたが感じたことを書きましょう。

作者が本を通して読み手に伝えたかったことについて、読書感想文に書くとしっかり読んだことが証明できます。

2,もしもの話

映画やアニメを見ていて、「私ならこうするのに!」っていうことありますよね?

映画やアニメと同じように本を読んで、私ならこうすると思うエピソードがあったらぜひ書いてください。

3,学んだこと

本を読んで学んだことや気が付いたことがある場合は、本を読んだことで今後どうしていくのかを一緒に書くと締めくくりやすいです。

上記以外にも本の中から締めくくりに使えそうな言葉(文)を抜き出したり、主人公などに向けて語りかけて読書感想文を締めくくるという終わり方もおすすめです。

もし一つでは文字数が足りないときは、何個か組み合わせて書きましょう。

読書感想文の終わり方の例文は?

読書感想文のまとめに書く内容は分かったけど、文章はどうやって書いたらいいのか分からないという方のために読書感想文の終わり方に使える例文をご紹介します!

○読書感想文の終わり方の例文

1,伝えたかったこと

伝えたかったことに当たり外れはありませんので、あなたが受け取ったことを書いてください。

【例文】

「この本を通して作者は、○○(ということ)を伝えたかったのだと思います。」

2,もしもの話

もしもの話なので深く考えたりせず、何気ない日常的なシーンを面白いシーンにするなど好きなように脳内変換してみましょう。

【例文】

「もしも私が○○だったら、~(と思います/します)。」

3,学んだこと

私は読書感想文の終わり方でよく書いていたのが、本から学んだことです。

本から学んだことと、これからどう生かしていくのかをあわせて書くのがおすすめです。

【例文】

「私はこの本を読んで、○○ということを(学びました/考えさせてくれました)。」

「私は○○ということを学びました。これからは○○していきたいと思います。」

上記の例文を参考に読書感想文を書いてみてください。

読書感想文の書き方のコツは?

勉強の仕方にコツがあるのと同じように、読書感想文を悩むことなく書けるコツがあります!

そこで読書感想文の書き方のコツと、子供が読書感想文で悩んでいるときのアドバイス方法をご紹介します。

○読書感想文の書き方のコツ

1,読みながらメモ

なんとか本を読み終わったものの、内容を思い出せないっていう経験ありませんか?

そうなってくるともう一度読み直すことになり、本によってはかなりの時間ロスになります。

そこで本を読むときに準備して欲しいのがメモ帳か付箋です。

メモや付箋の使い方は、本を読んでいて面白い・感動・印象的・好きなセリフやシーンなど読書感想文に書きたいところをチェックするためです。

そうすることで読書感想文を書くときに便利です。

2,読書感想文の構成パターン

読書感想文は特にこうでなければいけないというわけではありませんが、ただ読んだ本のあらすじをダラダラ書いただけでは読書感想文ではありません

そこで私がおすすめする読書感想文の構成についてもご紹介します。

①題名

題名は「(本の題名)を読んで」や「(本の題名)が私に教えてくれたこと」など簡単でいいので好きな題名をつけます。

②書き出し

読書感想文の書き出しは、本と出会ったきっかけや本を選んだ理由について書きます。

【例文】

「○○さんにすすめられて」

「○○に興味があった」など

最近は実写化やアニメ化される小説が多いので、もし実写化やアニメ化されていた場合は「(映画かアニメのタイトル)を観て、原作の本を読みたかったから」という理由を書いてもいいです。

③中心部

・あらすじ

読書感想文は読んだ本の感想を書くものなので、あらすじに関しては簡潔にまとめて書きます。

ではダラダラと書いてしまいがちなあらすじをまとめるコツは、ずばり「5W1H」にあてはめて書くのがおすすめです。

ちなみに5W1Hとは、以下の略です。

When(いつ)

Where(どこで)

Who(誰が)

What(何を)

Why(なぜ)

How(どうやって、どのように)

もし5W1Hを使っても上手く文章にできないときは、紙に5W1Hを書いて本からあてはまる情報を書きだしてみると文章にまとめやすくなります。

・好きなセリフと印象的なシーン

次に本の中で好きなセリフや印象的なシーンがあれば、何故それが好きなのか印象に残ったのか理由もあわせて読書感想文に書くのがポイントです。

ただ好きというだけではなくて、何故好きなのかどうして印象に残ったのかを書くと読書感想文の目的でもある他の人に伝えることができます。

【例文】

「私は○○という(セリフ/シーン)が印象に残っています。なぜなら~だからです。」

④結び

結びについては上記にある読書感想文の終わり方を参考にして、読書感想文をまとめて締めくくりましょう。

○子供が読書感想文で悩んでいるときのアドバイス方法

読書感想文の書き方で悩んでいるのを見るとついつい親が代わりに文章を考えてしまいがちですが、読書感想文は子供が文章を考える力をつけるチャンスでもあります。

では親はどうするかというと、本について質問をしていき子供はその質問に対する答えを紙に書いてもらいましょう

【質問の例】

・好きな(面白かった)シーンは?→なんで?どういうところが?

・こんな出来事があったけど、○○ならどうする?→なんで?そうしたらどうなるかな?

・好きな登場人物はどれ?→どういうところが好き?

上記のように少しずつ質問してあげると低学年の子供も答えやすくて、頭の中でゴチャゴチャしていたことが整理されるので子供が困っていたら質問をしてあげてください。

読書感想文はあらすじを書く終わり方でも良いの?

読書感想文にあらすじを書くのは文字数稼ぎと判断する先生もいますが、先生によってはあらすじは書かないように言われることもあります

コンクール入賞を目指すわけでもなく、とにかく読書感想文を一刻も早く終わらしたい場合は上記で伝えた通りあらすじを簡潔にまとめて文字数を稼ぎましょう

ただしあらすじは結末を書かないように注意が必要です。

読書感想文に結末を書くのはダメという決まりは特にないのですが、読書感想文は本をすすめる(紹介)をするものでもあるため結末は書かない方がいいという意見もあります。

読んだ本の結末が一番印象に残っていたり、心に響いた部分だから読書感想文の終わりに書きたいときもあります。

そんなときは「この本で一番(印象に残っている/心に響いた)のは○○です。そして○○からは~ということを学びました。」という終わり方で書いたら大丈夫です。

読書間押す文を読む時間がないがないときはどうする?

本を読むためにはまとまった時間が必要ですが、今の子供たちはたくさんの習い事やスポ少・部活と忙しい夏休みを過ごしています。

もし忙しくて本を読む時間がない場合は、以下の方法を参考にして本を選んでください。

○話が短い本

本を読む時間がないなら、ページ数が少なくて話が短い本を選ぶといいです。

高学年以上の場合は絵本を選ぶわけにはいかないので、そんなときは短編小説を選ぶのがおすすめです。

○国語の教科書

意外と使えるのが国語の教科書です。

教科書に載っているものの中には、絵本や小説になっているものがあります。

本として出版されているもので、授業で読んだことがある話を選ぶとスムーズに読書感想文を書くことができます。

低学年なら絵本になっている「大きなかぶ」「スイミー」「ごんぎつね」など

高学年以上なら「蜘蛛の糸」「坊っちゃん」「吾輩は猫である」など

○実写映画化・アニメ化された本

実写映画化・アニメ化された作品の中から本を選ぶ方法です。

映像で観た作品であれば大体の内容を把握できていますし、本のあらすじを読めば書けると思います。

また本を読む時間が全くない場合は、読書感想文の本来の目的である本を読むというものから離れてしまいますが映画やアニメを観て書く方法です。

登場人物や一部の設定など多少変更があるかもしれませんが、ストーリー自体はほぼ同じなので問題はないです。

ですが本を読まずに映像を観て書く方法は、もう時間がなくてどうしようもできないっていうときでできるだけあらすじだけでも読むようにしてください。

読書感想文の書き方のアドバイスは?

読書感想文の文字数を稼ぐために必要なのは、文章を膨らませて書くことが重要です。

どのような書き方をすれば、読書感想文の文章を膨らませることができるのかアドバイスします。

○読書感想文の文章を膨らませて書く方法

1,選んだ本の表紙

本と出会ったきっかけや本を選んだ理由とあわせて、表紙のデザインについてや表紙を初めて見た印象や感じたことなどについて書くと文章を膨らませることができます。

2,本文から書き写す

本の中で感動したことや心に響いたことなど印象に残った部分から、必要な部分のみを書き写して文章を膨らませる方法もあります。

書き写す部分はあくまで必要最低限にして、文字数を稼ぐために長い文をダラダラと書き写さないように注意しましょう。

3,本の世界と現実の世界

本の世界ではこうだったけど、これが現実の世界ならこうなるという仮説や何故そう思ったのかを書くのも面白くていいと思います。

他にも文章を膨らませる方法はありますが、今回ご紹介した3つの方法はいろいろ応用ができるのでおすすめです。

もし子供が悩んでいたら、上記の方法をアドバイスしてあげてください。

まとめ

読書感想文を書くのは大変ですが、完成したときの達成感は宿題の中で一番あるものです。

文章を考えるのが苦手な子供が読書感想文の書き方や終わり方に悩んでいたときは、今後文章を考えられる子供に成長するために親が代わりに文章を考えるのではなくアドバイスをするのがおすすめです。

また今回ご紹介した読書感想文の書き方のコツさえ掴めれば、悩むことなく書けるようになりますので参考にしてみてください!

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