10月には運動会や紅葉狩りなどさまざまな行事があり、日本でも人気のハロウィンも10月です。
日本でも最近は仮装やお菓子を配るだけではなく、ジャックオランタンを自作して個々でハロウィン気分を楽しむ方が増えてきています。
ハロウィンのかぼちゃの防腐方法や長持ちさせる方法があるのか、ハロウィン用のかぼちゃが販売されている場所や作り方などいろいろ疑問に思うことが多いです。
またハロウィン用のかぼちゃでジャックオランタンを作りますが、ハロウィン用のかぼちゃは日本でお馴染みの緑のかぼちゃみたいに美味しく食べることはできるのか気になります。
そこで今回は疑問が多い、ハロウィンのかぼちゃについてご紹介します。
ハロウィンのかぼちゃの防腐の方法は?
ハロウィンのかぼちゃを防腐したいときに準備するのが、漂白剤でもしあればワセリンです。
ハロウィンと言えばの話ですが、ハロウィンの仮装や「Trick or treat!」が有名です。
またハロウィンで欠かせないのがかぼちゃのおばけであるジャックオランタンで、以前は仮装をして集まり食事やお菓子を配って楽しむ方が多かったです。
ですが最近はジャックオランタンを自分で作って、ハロウィン気分を楽しむ方が増えてます。
ジャックオランタンを自分で作るときに心配になるのが、ハロウィン用に準備しておいたかぼちゃが腐らないかです。
そこで、冒頭でお伝えしたハロウィンかぼちゃを防腐するのに役立つ方法についてご紹介しましょう。
○漂白剤&ワセリンで防腐
雑菌の繁殖やカビを防止するためにも、薄めた漂白剤が一番いい防腐方法です。
・防腐する手順
②①をスプレーで吹きかける。
また漂白剤をスプレーした後、水分をはじくワセリンを塗るのも有効的で防腐効果が期待できます。
○スプレー以外
スプレーの入れ物がないときは、下記の方法でも防腐することができます。
・薄めた漂白剤に約半日間かぼちゃをつけ置き。
漂白剤を使用するため、直接ではなく手袋をして行いましょう。
漂白剤やワセリンで防腐することができますが、水滴や湿気があると防腐しても腐らせてしまう可能性があるので注意が必要です。
ハロウィンのかぼちゃが腐るのはなぜ?
ハロウィンのかぼちゃの防腐方法をご紹介しましたが、時間経過以外でもかぼちゃが腐る原因として傷・湿気・直射日光があります。
なぜ傷・湿気・直射日光が腐る原因になるのか詳しくご紹介します。
○ハロウィンのかぼちゃはなぜ腐る?
①傷
かぼちゃもぶつけたり傷を作ってしまうと、バナナと同じように腐りやすくなります。
ハロウィン用のかぼちゃは表面が硬いから大丈夫だろうと、かぼちゃを落としたりぶつけてしまうなど雑に扱わないように注意が必要です。
②湿気
湿気が原因でかぼちゃにカビが生えやすくなるので、ハロウィンのかぼちゃを作るときや保管場所も気を付けつつ飾る場所に湿気がないかも確認しておきます。
外にかぼちゃを飾る予定の場合は、飾りたい場所の地面が湿っていないか雨が降らないからチェックしてかぼちゃが腐らないように気を付けます。
特に地面が草や土の場合は、湿っていることが多いので注意が必要です。
もし外にかぼちゃを置きたいけど湿気が不安という場合は、かぼちゃが濡れて腐るのを防ぐためにビニール系のもの(袋やレジャーシート)と乾いている布などを敷いてから置くようにしましょう。
③直射日光
日頃かぼちゃに直射日光が当たっていても気にすることってあまりないですが、直射日光に当たっているとかぼちゃの色が薄くなったりしなびてしまうことがあります。
直射日光は腐るわけではないものの色が薄くなったりしなびる可能性があるため、保存や飾る場所は直射日光が当たらないから確認してなるべくる日陰になる場所に置いておくのがいいです。
ハロウィンのかぼちゃが腐る原因を覚えておき、折角作ったかぼちゃのおばけが腐る可能性を減らしましょう。
ハロウィンのかぼちゃを長持ちさせる方法は?
上記で漂白剤やワセリンで防腐する方法についてご紹介しましたが、やっぱり漂白剤を使うのに抵抗があるという方もみえるかと思います。
そこでハロウィンのかぼちゃがなぜ腐るのかを踏まえて、漂白剤やワセリンを使わずなるべく長持ちさせる方法をご紹介します。
○長持ちさせる方法
①掘らずに貼る
ハロウィンのかぼちゃが腐る原因の一つでもある「傷」を付けない方法は、ナイフなどでくり抜いたりしないのが一番です!
かぼちゃをくり抜くと約2日~1週間くらいでお別れすることになりますが、くり抜かず作ったかぼちゃのおばけは約1ヶ月と長持ちするのでおすすめです。
くり抜かない場合は紙やシール(テープ)などをお好みでカットして、かぼちゃに貼り付ければあなた好みのかぼちゃのおばけが簡単に作れます。
それでは物足りないと感じた方は、一つのかぼちゃでくり抜かないかぼちゃのおばけとくり抜くかぼちゃのおばけを作って楽しみましょう。
最初にくり抜かないかぼちゃのおばけを作って飾り、ハロウィンが近付いてきたら貼った紙(シール)に合わせてくり抜けば一つのかぼちゃで二度楽しめて長持ちさせることもできて一石二鳥です。
②腐ったかぼちゃ
かぼちゃのおばけを複数作るために、ハロウィン用のかぼちゃをまとめ買いしたときは腐っているかぼちゃに注意が必要です。
一つでも腐ったかぼちゃがあると、同じ場所に保管してある他のかぼちゃも腐るため一刻も早く処分します。
③保存場所
・ラップ&冷蔵庫
漂白剤やワセリンを使わずかぼちゃを長持ちさせる方法は、外に置いておく時間を必要最低限にすることです!
絵本や映画などで出てきそうな大きいサイズのかぼちゃは冷蔵庫で保管することは難しいですが、冷蔵庫に入るサイズであればラップと冷蔵庫を活用して長持ちさせるのがおすすめです。
実は海外ではハロウィンのかぼちゃを長期間飾っておくことはせず、完成したかぼちゃを丁寧にラップで包み飾るタイミングまで冷蔵庫で置いておく方が多いです。
かぼちゃを冷蔵庫から出したときに注意すべき点は、冷蔵庫から取り出した冷え冷えのかぼちゃに付いた水滴です。
冷蔵庫で冷えたかぼちゃを取り出すと、温度差から水滴が付きます。
この水滴を気にせずそのまま放置して飾ると、通常より早く腐るので忘れずに水滴をしっかり拭き取る必要があります。
かぼちゃに付いた水滴や湿気をしっかり拭き取れば、腐ることなく長持ちします。
・置く場所
かぼちゃを置いておく場所も、長持ちさせるコツの一つです!
かぼちゃは「涼しい」「薄暗い」「風通しが良い」「湿気が少ない」場所が好みで、湿度が高い日本では置く場所に注意する必要があります。
一番いいのは上記でお伝えした冷蔵庫ですが、冷蔵庫に入れられない場合は倉庫や車庫などがあればかぼちゃが好む環境下確認してみましょう。
ハロウィン用のかぼちゃは食べることが出来るの?
ハロウィン用のかぼちゃは、観賞用ですがかぼちゃなので食べることが可能です!
ですが緑のかぼちゃと違って、味が薄く水っぽさがあるハロウィン用のかぼちゃは美味しくないのでおすすめはできないです。
ハロウィンの時期が近付いてくると、かぼちゃのスイーツやお菓子が期間限定で販売されているのをよく見掛けます。
中にはハロウィンにちなんで、自宅でかぼちゃ料理やスイーツを作るという方もみえます。
そこで疑問に思うことは、ハロウィン用のかぼちゃで料理やスイーツを作ったら食べられるかです。
ただしハロウィン用のかぼちゃの種に関しては別で、海外では種を食べる方は多く栄養満点で美味しいと言われています。
日本でもかぼちゃの種とワタでかき揚げ風にしたり、種を煎っておやつ感覚で美味しく食べる方もみえますので気になる方は一度作ってみてください。
もしかぼちゃのおばけで飾った後に食べる場合は、手で直接触ったり飾っていたときにホコリや虫などが付いている可能性もあるため衛生的におすすめができないです。
なのでハロウィン用のかぼちゃを食べるときは、飾る用とは別で食べる用も準備する方が安心です。
ハロウィンのかぼちゃはどこで販売しているの?
現在はハロウィン用のかぼちゃをネットで購入する方も多いですが、折角買うなら実物を見て自分の好みのかぼちゃを選びたいっていう場合は下記のような場所で購入することが可能です。
○販売される店
②スーパー
③デパート
④ホームセンター
私が思い付くのは、上記4店舗です。
店舗によってはハロウィン用のかぼちゃを入荷しない場合もあるため、うかどうかは、ハロウィンの時期が近付いてきたら店舗やチラシをチェックして買い逃しがないように注意しましょう。
ちなみに自分で実物を見てハロウィン用のかぼちゃを選ぶときに抑えておきたいポイントについてもご紹介します。
↓ネットでも手に入ります↓
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○選ぶポイント
②硬いもの
③鮮やかな色
④表面のデコボコが少ない(ツルツルしている)
かぼちゃを選ぶときにチェックしたいポイントは上記の4点です。
その中でも特に重要なポイントは腐る原因の一つでもある傷がないかと、ごく一部分でも柔らかい部分があると鮮度が落ち始めている証拠なので全体的に硬いか必ず確認します。
またかぼちゃのおばけを作りやすくするためにも、デコボコが少ないかも忘れずにチェックします。
上記のポイントを抑えておけば、あなた好みの長持ちするかぼちゃのオバケを作ることができます。
ハロウィンのジャックオランタンの作り方は?
ハロウィンのジャックオランタンは、くり抜いて作る作り方とくり抜かずに作る作り方の2パターンがあります。
今回は2パターンの作り方をご紹介します。
○くり抜く作り方
①準備物
・油性ペン
・刃物(包丁・カッター・ナイフ・彫刻刀など)
・スプーン
②作り方
・包丁を使ってかぼちゃの底を切る。
・スプーンで種とワタを残さず丁寧に取り除く。
・ナイフなどを使い目・口・鼻を線通りにくり抜く。
・全体を拭いて水気を拭き取る。
③補足
・上手く顔をカットできるか不安な方は、曲線ではなくなるべく直線にしておくと楽です。
・目をクッキーの抜き型をかぼちゃに当てて、木槌などで優しく叩いて抜き取ると可愛くできるのでおすすめです。
・子供が作る場合はケガをしないように、大人の方も一緒に作りましょう。
・必ず軍手をはめて作業を行います。
・ジャックオランタンができたら水分を拭き取るとご紹介しましたが、水分をしっかり拭き取れるならかぼちゃの中を流水で洗ってからキッチンペーパーで水気を拭き取る方法でも大丈夫です。
○くり抜かない作り方
①準備物
・無地の紙
・好きな色のシール
・ペン
・鉛筆
・はさみ or カッター
②作り方
・描いた顔を切り抜く。
・シールの上に切り抜いた紙を置いて描く。
・描いた顔のパーツを切り取る。
・かぼちゃの汚れと水分をきれいに拭き取りシールを貼る。
③補足
・無地の紙に描いた顔のパーツを切り抜く手間が省けるので、転写できるタイプのものがあったら転写タイプの方ががおすすめです。
・目をウィンクやハートにしたりキラキラしたラメ入りシールを準備して貼ると、今風の可愛いジャックオランタンが作れて楽しいです。
ハロウィンのジャックオランタンの作り方を参考にして、ハロウィン気分を満喫しましょう!
まとめ
今回はハロウィンのかぼちゃについてご紹介しましたが、外で飾る場合は濡れると乾かすのも大変で防腐しても腐る可能性があるので天気には十分に注意する必要があります。
ハロウィンのかぼちゃでおばけを作ったら記念のために写真を撮っておき、かぼちゃがシワシワになって腐り始めたら早めに処分しないと悲惨なことなります。
初めてジャックオランタン作りに挑戦する方は、今回ご紹介した長持ちする方法や作り方を参考にして作ってみてください!