初めて浴衣を着る時、どんな物をどれくらい用意したらいいのか、想像出来ないですよね。
お金などの、費用の予算もありますので、なるべく安く準備したいですし、不安になりますね。
普段浴衣を着る機会がほとんどない方でしたら、浴衣の道具が本当に必要な物なのか、買わなくても代用品で大丈夫なのかなど、色々と考えた方がいいですね。
腰紐の必要な本数や、どれくらいの長さが必要なのか、腰紐は絶対に必要なのかなど、皆さんと一緒に考えてみましょう。
浴衣の腰紐の本数は何本?
浴衣の腰紐は、何本必要か難しい所ですね。
まず、浴衣の場合で長襦袢をつけない方は、腰紐は最低2本必要という事になります。
最低2本なので、3本くらい用意しておくといいかもしれません。
それでは、なぜ浴衣の腰紐の本数が、2~3本必要なのか、その理由をこれからご紹介しましょう。
人それぞれですが、他の人が自分よりも持っている本数が多かったりすると、不安になったりしませんか?
浴衣を着る練習をされるのであれば、腰紐の代用品で十分対応出来ますが、代用品ではない腰紐も用意して、両方練習していただく事を、オススメさせていただきます。
もちろん、実際に浴衣を着ていただく時も、代用品を使っていただいても構いませんが、腰紐の本数を考えると、代用品の使用本数によって、変わってきますよね!?
他には、長襦袢に紐が付いていない物でしたら、その分の腰紐も用意していただく事になります。
なので、浴衣を着ていただく時に、長襦袢に紐が付いているかどうか、確認して下さいね。
1つの腰紐の使い方の例をご紹介させていただきます。
・長着(着物)の丈をあわせて腰紐を結ぶ。
・おはしょりを整え、襟元の重ねを整えて腰紐で結び、伊達締めで締める。
以上が通常の浴衣の着用方法になりますが、浴衣の場合で長襦袢をつけない方は、腰紐は最低2本必要という事になります。
最低2本なので、3本くらい用意しておくといいかもしれませんね。
もし、誰かに浴衣の着付けを頼まれる場合は、その方に腰紐はどれくらい必要なのか、直接聞いただく事をおススメします。
直接聞いていただくと、迷わないで大丈夫ですよね!?
浴衣の腰紐の長さはどのくらい?
浴衣で使う腰紐の長さは、どれくらいあれば大丈夫なのか、よくわからない方もいらっしゃいますよね。
腰紐の長さは、1m90cmで幅は4cmあります。
体型は人反れぞなので、自分で1番の好みの長さをお店で選んで買っていただくか、自分に合う腰紐を作っていただく事が、1番いいのではないでしょうか?
1人1人体形が違うので、腰紐の長さがどれくらい必要なのか、分からなくなる気持ちは理解できます。
そうそう皆さんは、とても便利な腰紐である腰紐で「足し紐」という物がある事をご存知でしょうか?
足し紐とは、文字通りで「紐の長さが足りない時に、長さを足すために小紐をつけること」を言います。
小紐の使い方ですが、腰紐の端に少し短めの紐を結ぶ事で、長さを追加して使います。
ガーゼや晒で作っても良いですし、中古の襦袢から外した紐などを、利用していただいても大丈夫です。
なので、結びにくい物を避ければ何でも良いのです。
「あと、もう少し長さがあればいいのに」って、思った時は足し紐を使っていただく事を、オススメさせていただきます。
結び目については、ゴロゴロしないように固結びでも大丈夫ですよ。
とても便利なものなので、覚えておいて下さいね!
浴衣に腰紐は絶対必要なの?
浴衣を着る時に、腰紐は絶対に必要なのか?という問題ですが、女性の場合は腰紐か紐がないと、おは処理が作れませんし、腰紐がないと上手に着る事は、かなり難しいので必ず必要と言えます。
女生とは反対に、男性の場合でしたら腰紐がなくても着れます。
しかし、帯の締め方に慣れていない方でしたら、腰紐を使っていただいた方が、着崩れをしません。
お付き合いしている方とデートをしている時に、着崩れをしてしまったら、とても恥ずかしい思い出になってしまうので、慣れていない方は腰紐を使って下さいね。
男性の腰紐の長さについては、女性が190㎝だとしたら男性はさらに長いです。
もし、腰紐を違う紐で使う場合は、すべりにくい紐を使っていただく事が、オススメです。
例えば、綿の素材の物がいいのではないでしょうか?
人によりますが、ビニール系は上手く締めにくいので、あまりオススメできません。
すべりにく紐の方が、着崩れしにくいですね。
もし、女性が浴衣を着る時に腰紐がないと、せっかく浴衣を奇麗に着ていただいても、はだけてしまい、とても恥ずかしい事になってしまいます。
なので、気を付けて下さいね。
まとめ
浴衣や腰紐について色々と考えてみると、男性に比べて女性は色々大変ですね。
今の時代は、男性が浴衣を着る事は少ないですが、男性の方も1人でも多くの方に着ていただきたいですね。
最初は、恥ずかしいかもしれませんが、慣れてくると恥ずかしい気持ちは、少しずつ少なくなってきます。
着物に比べて浴衣は、準備していただくものが少ないです。
なので、まだ1度も着た事がない方は、是非この機会に浴衣デビュ―して下さいね。