寒い日が続いていますが、そろそろ「お花見」の計画がちらほら立ち上がってくる時期になりましたね。
東京方面で桜を見るにはどこがいいかな~とちょっと検索してみるとたくさんのお花見スポットが見つかります。
今回はその中でも人気ナンバーワンのお花見スポット、目黒川の桜についてお話ししたいと思います。
上流地域にある中目黒では、地域柄お花見に歩く川岸にはおしゃれで、おいしいお店もいっぱい!
また、毎年恒例となった日没後のライトアップ、ぼんぼりの点灯も見逃せません!
遊歩道を歩きながらのんびりと、にぎやかな桜祭りも楽しみながら、はたまた人ごみから離れて川面から桜を眺めるクルージングで…。
桜をいろいろな方面から楽しめるのが目黒川の醍醐味です。
ここでは、そんな目黒川の桜を楽しむための情報をお届けしていきたいと思います!
目黒川の桜の開花は例年いつ頃なのか?
目黒川の桜の開花は、例年東京の開花予想とだいたい同じで3月下旬です。
川沿いのごく一部が異常気象や日当たりによって、早く咲いたり遅く咲いたりすることもあるようですが、3月下旬から4月上旬にかけて桜を楽しむことができそうです。
目黒川に咲く桜はほとんどがソメイヨシノですが、下流にはソメイヨシノより開花が遅い八重桜もあり、散り桜とともに楽しむこともできそうです。
2019年の開花予想は、現時点で3月18日。
2018年は3月16日だったとのことなので、昨年の日にちを参考にしてもよいかもしれませんね。(あくまで2019年1月下旬時点での情報です)
「さくらch」というサイトに全国の桜開花予想が載っています。
ワタシも毎年チェックしていますが、過去15年分の開花データと気象データから予想をしているというだけあってけっこう当たります。
2月中旬あたりから細かい開花予想が出始めますので参考にしてみてくださいね。
【2018年の目黒川の桜の様子】
おはようございます。今朝の目黒川の桜、かなり美しく咲いてました。朝から花見で賑やか。 #sakura #桜 #さくら #nakameguro #中目黒 pic.twitter.com/7Z00pXAHkm
— としお (@fujiko_f_toshio) 2018年3月26日
目黒川の桜の見頃は開花から何日目くらいなのか?
目黒川の桜の見頃は開花から7日前後という説が有力です。
なので、今年の開花予想から推測すると、3月24日から4月1日あたりが見頃と言っていいのではないでしょうか。
目黒川の桜は池尻大橋から目黒までの川沿い約4kmにわたります。
上流は川幅が狭く、両サイドの桜が重なるように咲くので、途中途中にある橋から川を見ると桜のトンネルが川を覆う姿を見ることができます。
ワタシは初めて見た時に思わず「おぉ~」と声が出てしまい、通りすがりのおばさまに笑われました。
みなさまもご注意ください(笑)
お花見ご飯におすすめ!
中目黒駅から徒歩1分くらいで目黒川の桜並木に到着するのですが、その周囲では露店やテイクアウトのお店が出ています。
地域柄なのかメニューは多種多様。おしゃれでとってもおいしい!
座って食べるスペースはないので食べ歩きになりますが、食べ歩きしやすいように包装されていたので、特に食べにくさは感じませんでした。
カップルや家族、友達とで違うものを買って、シェアするのもいいですね。
(ワタシはひとりで見に行ったので、テイクアウトの軽いものをいくつか選んで食べました笑)
また、桜を見ながら食事のできるお店もたくさん並んでいますが、わりとこじんまりしたお店が多いので事前に予約して行ったほうが無難です。
時間としては、屋台や露店が多いところはライトアップされる夕暮れ時が一番混み合うので、そのあとの19時~20時頃に行くのがおすすめです。
下流の方に進んでいくと、人ごみも少し落ち着いてゆったりと桜を楽しめるようになってきます。
橋の上に立って川面を眺めると、ライトアップされた桜がゆらゆらと映りこんでとても幻想的です。
桜が散り始めたら、流れのゆるやかな下流には、ピンクの花弁に染められた目黒川が現れます。
個人的には、(写真を撮るのもいいんですが)腕をおろして、レンズ越しではないその風景を楽しむことをオススメします!
写真を撮るときには、後ろにも写真を撮りたくて並んでいる人がいることを忘れずに。
素早く撮って、場所をゆずりましょう。
マナーを守って、みんな楽しく!が大人のお花見です。
ごみのポイ捨てももちろん「ダメ!」ですよ~。
目黒川の桜の現在の開花状況は?
2018年の桜の開花は、例年よりとても早かったですが、2019年の桜の開花はどうなるんでしょうか?
桜の開花状況についてこちらをチェックは、こちらをご覧ください。
ちなみに、2019年の桜の開花は、例年よりとても早い開花を迎えた2018年よりは遅い開花の見込みになることが予想されています。
目黒川の桜クルーズの予約の仕方は?
目黒川の桜を水面から楽しむ「目黒川お花見クルーズ」で検索してみると“ZEAL”という会社のクルーズプランが出てきます。
ZEAL公式ホームページからクルーズの申し込みができます。
予約開始は2月1日からでインターネット予約は0:00から、電話予約は10:00からとのこと。
船は乗り合い形式なので、一人からでも予約できます!
早期予約で割引があり、大人3,900円、小人2,900円。
当日価格だと大人4,500円、小人4,000円とのこと。
希望日に席の確保をするためにも、早期予約がオススメです。
お花見クルーズが行われる期間は3月21日から4月10日まで。
乗車場所は天王洲アイル駅から徒歩3分、もしくは新木場駅から徒歩8分の場所にある「天王洲ヤマツピア」という桟橋になります。
そこから品川くじらの水門、荏原神社、大崎、五反田を巡って天王洲ヤマツピアに戻るという約70分の船旅です。
人ごみから離れて普段は見ることのできない、桜に覆われた空を見上げるという非日常を味わえるのもいいですよね。
人気のクルージングだそうなので、お花見クルーズを計画している方は早めに準備した方がよさそうですよ。
ZEAL以外の会社でもクルーズをしているところはあるようですが、2019年の予定に関して明確にしているところはなさそうです。
今後の情報更新に注目ですね。
目黒川の桜のライトアップはいつ行われるのか?
目黒川のライトアップ期間は「桜開花から」とのことなので、今年は開花予想日の3月18日あたりからライトアップではないかと思われます。
終了日に関しては、毎年明確になってはいないようですが、4月10日までのことが多いようです。
ライトアップが行われる時間は、日没から21時まで。
目黒川の周囲には商店街やマンションもあるので、住人の方々に配慮した時間になっているとのことでした。
区間は天神橋から宝来橋までで、この宝来橋付近に遅い期間まで楽しめる八重桜が咲いています。
ソメイヨシノよりも濃いピンク色で、どこか艶っぽい印象を受けました。
桜並木にライトアップとぼんぼりが灯され、ぼんぼりには協賛店の名前以外のことも書かれているので、それにも注目しながら夜桜を楽しんでくださいね。
目黒川の桜祭りの概要は?
目黒川周辺で行われる桜まつりは大きく2つあります。
それは「中目黒桜まつり」と「目黒イーストエリア桜まつり」です。
中目黒桜まつり
中目黒桜まつりはでは、吹奏楽や津軽三味線の演奏、よさこいなどが行われます。
主催は中目黒商店街振興組合さんで、地域の発展に役立つイベントを行いたいと企画されたのが始まりとのことです。
今年の開催予定日は4月上旬となっていますが、例年4月7日前後あたりに開催されているようです。
中目黒商店街で開催されるのですが、とても趣のある商店街です。
創業何年ですか?と思わず聞いてみたくなる八百屋さんや、落ち着いた雰囲気の喫茶店。
少し路地を入ると、古き良き昭和の風景を残す建物がたくさん残っています。
桜祭りのときはもちろん、お祭りじゃない時期にものんびり散策するにもいいところですよ。
目黒イーストエリア桜まつり
もうひとつの桜まつり「目黒イーストエリア桜まつり」ですが、このお祭りは目黒イーストエリアにある5つの商店街が共同で開催しています。
場所は田道広場公園で、模擬店や物産展、ダンス、ライブ、大道芸と盛りだくさんのイベントになっています。
開催日は4月第2週の土日のことが多いようですが、詳細は未定とのこと。
たくさんの屋台が広場に並び、気仙沼産のカキや目黒のさんまバーガー等のご当地グルメが楽しめます。
また、毎年ゆるキャラやホリプロの若手さんがやってくるそうですよ。
田道広場公園は目黒川の下流に位置しているので、川には桜の花弁がゆったりとまとまる「花筏(はないかだ)」が見られます。
昨年は桜が散ってしまってからのお祭り開催となってしまったそうですが、大いに盛り上がったそうです。
目黒川の桜のアクセス方法は?
目黒川の桜は池尻大橋から目黒までの約4kmなので、そのどこからでも楽しめると思いますが、個人的には中目黒から目黒にかけて歩いていくコースがオススメです。
中目黒駅からだと、改札を出て右側に歩いていくと中目黒商店街、まっすぐに大きな道を渡っていくと目黒川にさしかかります。
どちらも駅から徒歩1~2分です。
中目黒駅から目黒川に向かって歩いていくと、右手が上流、左が下流になります。
ちょうど横断歩道を渡って橋と川が交差するあたりに小さな公園があります。
日当たりもよく、小さなお子さん連れの方々がこのスペースでお花見をしている姿もよく見かけるので、人ごみはちょっと…という方はここでお花見もいいかと思います。
川向にはおしゃれなカフェやテイクアウトもできるお店があるので、そこを利用するのもひとつのテですね。
そんな中目黒から下流に向かって歩いていくと、田道広場公園のほうに合流していくので、ゆったり桜を眺めながら歩いて行ってみてください。
ちなみに、トイレは約800メートルごとに設置されますが、みなさまの予想通り大混雑です。容赦なく大混雑です(大事なことなので2回言いました)。
中目黒駅のトイレも女性用トイレは大混雑です。
トイレは早めに済ませておいた方が安心かもしれません。
お子様連れの方、足の不自由な方が一緒の場合は中目黒駅や渋谷駅等に広いスペースのトイレがあるので、そちらを利用することをオススメします。
遊歩道自体は少し凸凹してはいますが、舗装されているためベビーカーや車椅子でも進んでいけると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
目黒川の桜について少しはお役に立てそうでしょうか?
今年の桜開花予想は例年並みとのことですが、朝と昼の寒暖差によって桜の開花タイミングは変わってくるので、今後の桜開花予想をぜひぜひチェックしていってください。
目黒から田道広場公園で下流の桜を楽しんで、中目黒へ登って行って中目黒商店街で買い物を楽しんでから帰路に着くというのもなかなか楽しそうです。
桜の花を見ると、その美しさに圧倒されるのは日本人だけではないようです。
外国人の友人に、「桜は日本で見るのが一番きれいな気がする。日本人にとって桜は特別な花だから、桜もそれを知っているのかもしれないね」と言われたことがありました。
目黒川に枝を広げ、堂々と咲き誇る桜の姿を見に、皆さんも出かけてみてはいかがですか。