年末年始・GW・お盆など連休中に車で出掛けるとどの道も渋滞していて、いつもすいている抜け道も連休中は渋滞していることが多くガソリンの減りが気になります。
特にサービスエリアにしかガソリンスタンドがない高速道路を走行して、遠い目的地に行くときに渋滞にはまるとガソリンをできるだけ節約したいところです。
よく渋滞で停止するたびにエンジンを切ると、ガソリンの消費を抑えられると耳にしますが本当にいいのでしょうか?
今回は渋滞のときのガソリンを節約する方法やガソリンを消費させない方法についてと、渋滞にはまってしまったときの運転のコツについてご紹介します。
渋滞のときのガソリンを節約する方法は?
スムーズに走行することができない渋滞は、複数回繰り返し加速と減速をするためエンジンへの負担が大きくて燃費にも影響します。
そのため、渋滞のときにガソリンを節約する方法で一番効果的なことは、エンジンへの負担を軽くするということです。
それでは、どうやって渋滞のときにガソリンを節約する方法があるのか、細かく説明していきましょう。
○燃費のいい走行
上記でお伝えした通り加速や減速をなるべく行わずに、一定の速度で走行することで燃費がよくなります。
○ガソリンの節約
主にガソリンの節約をする方法は、以下のことに注意して運転をしましょう。
・ゆっくり走り出す
渋滞で前方の車が走り出しても、ゆっくり走り出すようにしましょう。
・ゆっくり停車
走り出すときと同じように、ゆっくりと停車をさせます。
上記のガソリン節約術について、詳しくは渋滞の運転のコツにてご紹介します。
その他にも目的地に行くルートを最短距離で決めてしまう方も多いですが、渋滞が予想される日は最短距離ではなく距離が長くなったとしてもできるだけ渋滞をしないルートを走行するとガソリンの節約に繋がります。
渋滞のときのガソリンを消費させない方法は?
渋滞中にエンジンを切ればガソリンの消費を抑えられると聞きますが、実際には走行状況によってはエンジンは切らない方がいいです。
ガソリンの消費を抑えられるためにエンジンを切った方がいいときと、エンジンを切らない方がいいときについてご紹介します。
○アイドリングストップでガソリンの消費を抑える
信号や駐車場などで車を停車させている間エンジンを停止させるアイドリングストップは、排出ガスの削減の他に燃料の消費を抑えることができます。
運転の仕方や車種によって変わってきますが、アイドリングストップでエンジンを5秒以上停止させて節約できた燃料とエンジンを始動させるときにかかる燃料がだいたい同じといわれています。
なのでアイドリングストップでエンジンを5秒以上停止する場合は、ガソリンの消費を減らすことができるのでおすすめです。
逆に5秒以内の停止は燃費が悪いので、アイドリングストップをON・OFFできる車種はOFFにするようにしましょう。
○渋滞中にエンジンを切る
上記でアイドリングストップはエンジンを5秒以上停止させる場合はガソリンの消費を抑えられるとお伝えしましたが、アイドリングストップ機能がない車種はバッテリーが上がる可能性があるので停止するたびにエンジンを切ることはおすすめできないです。
アイドリングストップ機能がある車種は、バッテリーは大型化されています。
そのためアイドリングストップ機能がない車種が、渋滞で進まないからとエンジンを切るということは避けた方がいいです。
またバッテリーが上がる以外にも、エンジンを切るとエアコンが使えなかったりエアバックが作動しないなどさまざまなケースが考えられます。
ガソリンの消費を抑えるよりも、安全第一で目的地に行くようにしてください。
渋滞の運転のコツは?
ガソリンの節約をするには渋滞していないルートを走行するのがいいですが、連休中は渋滞を避けるために横道に入ったとしてもどの道も渋滞することが予想されます。
そのため、渋滞のときに、ガソリンの消費を抑えるためにする運転のコツは、ゆっくり走り出し、ゆっくり停車するということがとても効果的です。
それでは、ガソリンの消費を抑えるために、運転のコツをご紹介しています。
○運転のコツ
・ゆっくり走り出す
停止していた車が走り出すときにガソリンを一番使うといわれているので、急発進はしないでゆっくりとアクセルを踏むことと必要以上の加速は控えて前方の車と距離を取りつつ一定の速度を保ち走行させてください。
また オートマ車はギアをドライブにしてブレーキを離すと、アクセルを踏まなくてもゆっくりスーッと進みます。
その現象のことを、クリープ現象と言います。
渋滞が凄いときは走り出してもすぐ停車してしまうので、少しずつしか動かない場合は走り出しにアクセルを踏まずクリープ現象を利用するとガソリンの節約に繋がります。
市街を走行するときもブレーキから足を離した後、すぐアクセルを踏み加速させるよりもクリープ現象を利用してください。
だたし後続の車や交通状況によっては、凄くゆっくり動き出すクリープ現象は迷惑となりますのでクリープ現象は避けた方がいいです。
・ゆっくり停車
停車するときも走り出すときと同じように、急ブレーキではなく前方の車と距離を取り停車するときはアクセルから足を離しエンジンブレーキを利用してからゆっくりブレーキを踏み停車させます。
エンジンブレーキはガソリンの消費はないので、ガソリンの節約ができます。
後続の車や交通状況に注意しながらが、エンジンブレーキとブレーキを上手に使いましょう。
上記の2点は普段から意識して運転する以外のも、車に置いてあるいらない荷物を下ろしたりタイヤの空気圧やオイル関係もきちんと点検することでガソリンの節約ができます。
まとめ
目的地までは交通量が少ない早朝に出発したり、交通情報を確認しながら渋滞していないルートを走行することでガソリンの消費を抑えるようにしましょう。
渋滞にはまったときのガソリンの節約は、前方の1~3台前の車を見てクリープ現象とアクセル・エンジンブレーキとブレーキを使い分けます。
もし走り出すときにアクセルを踏み込んでしまう方は、エンジンの音を確認して踏む強さを調節することができるので一度確認してみてください。